日本における絵やアート観
先日ネットを見ていましたら、日本における絵やアート観を
ずばり書いておられた方が、おられました。
社会教育の欠落、条件反射、保護主義の悪弊
美術の価値を上の偉い人が決める暗黙のルールが日本にはあり、
国民は上で決められた価値観に従って、番付の序列を守って鑑賞する流れができている。
その辺の素人が美術に一過言持つのは、ほめられた話ではない
鑑賞に値する作品がどれどれなのかを、上が決める仕組みになっている。下はついていくだ
け。上の許可なしに、国民の側で勝手に美術の良し悪しを決めてはまずい。
別に法律や条例や行政指導はないのですが、役割分担が堅固で、
美術鑑賞が管理されている状態。
日本の、それも美術で起きている特殊な現象として、個人が価値判断を持つことを
国全体で抑制してきた過去の流れが大きい。
「作品なんて僕が採点してやる」という気概が、日本では育たなかった。
上におまかせして、僕らはノータッチ。
作品と評価を同時に与えられてきた受け身の習慣です。と
ある意味、核心をついておられると思いました。
美術離れを起こす為、良い傾向では無いですね。
- 洋画家 京都市生まれ、京都在住 京都新制作、桑田道夫先生に師事 平成13年10月10日(水)ー15日(月) アートギャラリー北野 1回目の油絵個展開催 平成14年12月12月10日火)―15日(日) ギャリエヤマシタ 2回目の油絵個.. 続きを読む
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